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『CX-5はやっぱりディーゼルがいい』と思って新型のカタログを開いたら、どこにもXDが無くて驚いた方も多いはずです。
結論から言うと、2026年5月発売の新型マツダ CX-5(3代目)は、2.5Lガソリン+マイルドハイブリッドの1本だけです。ディーゼルが欲しいなら、先代KF型のXDを選ぶことになります。
この記事を読めば、XDとガソリンの燃費と税の差、そして中古のXDをどう選ぶかが分かります。
新型CX-5にディーゼルは無い?
はい、ありません。新型の型式は5AA-KMYSDPの1種類で、全グレードが同じパワートレインです。
中身は「e-SKYACTIV G 2.5」という2.488Lのガソリンエンジンに、小さなモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドです。最高出力178PS、最大トルク237N・m、トランスミッションは6速AT(マツダ公式 主要諸元・2026年5月現在)。
- 新型(3代目・2026年5月21日発売)はガソリン+マイルドハイブリッドだけ
- 「XD」「SKYACTIV-D 2.2」は先代KF型の話
- 先代も公式サイトに掲載が続いていますが、受注や在庫は販売店で確かめる必要があります
- 新型の燃料は無鉛レギュラーで、軽油ではありません
『じゃあ、なぜディーゼルをやめたの?』という疑問が浮かびますよね。
実は、マツダは新型の発表でディーゼルを外した理由を細かく説明していません。よく言われるのは、排ガス規制への対応コストと、電動化への流れです。
ただ、マツダがディーゼルそのものをやめたわけではありません。直6ディーゼルは、上のクラスのCX-60やCX-80に用意されています。
新型と先代XD、エンジンはどれくらい違う?
ここが一番気になるところですよね。先代XDのディーゼルは、トルクの太さが魅力でした。
数字で並べると、違いがはっきり見えてきます。
| 項目 | 新型(e-SKYACTIV G 2.5) | 先代XD(SKYACTIV-D 2.2) |
|---|---|---|
| 燃料 | 無鉛レギュラー | 軽油 |
| 排気量 | 2.488L | 2.188L |
| 最高出力 | 178PS | 200PS |
| 最大トルク | 237N・m | 450N・m |
| 電動化 | マイルドハイブリッド | なし |
| WLTC燃費(2WD) | 15.2km/L | 17.4km/L |
| WLTC燃費(4WD) | 14.2km/L | 16.6km/L |
出典は、新型がマツダ公式 主要諸元(2026年5月現在)、先代が先代KFの公式 主要諸元(2025年12月現在)です。
最大トルクは、XDが新型のおよそ1.9倍あります。高速の合流や坂道、荷物を積んだ時の力強さは、このトルクから来ています。
『新型は非力なの?』と心配になるかもしれません。
街乗りや普段の高速なら、178PSあれば困る場面は少ないはずです。ただ、XDのぐっと押し出される加速が好きだった方には、物足りなく感じることもあります。

CX-5はガソリンとディーゼルどっちが得?
ディーゼルを選ぶ一番の理由は、燃料代ですよね。ガソリンとディーゼルどっちにするかは、走る距離で答えが変わります。ここでは燃料の量で比べてみます。
年間1万km走ると仮定して、カタログ燃費(WLTC)で必要な燃料の量を出しました。
| 車種(2WD) | WLTC燃費 | 1万kmで使う燃料 | 燃料の種類 |
|---|---|---|---|
| 新型 S/G/L | 15.2km/L | 約658L | レギュラー |
| 先代XD | 17.4km/L | 約575L | 軽油 |
| 先代20S | 14.6km/L | 約685L | レギュラー |
| 先代25S | 13.8km/L | 約725L | レギュラー |
XDは使う量が新型より約83L少なく、しかも軽油です。軽油はレギュラーより1Lあたり安いことが多いので、燃料代の差は量の差以上に開きます。
ただし、価格差は地域と時期で変わります。実際の差は、普段給油するスタンドの価格で計算してみてください。

カタログ値と実燃費の差は、乗り方と道でかなり変わります。ディーゼルは長距離・高速が多いほど燃費が伸びやすく、短距離の街乗りが中心だと差が縮みやすいと言われます。新型の実燃費はCX-5の実燃費の記事で詳しく見ています。
税金も見ておきましょう。自動車税(種別割)は、XDの2.188Lも新型の2.488Lも「2.0L超2.5L以下」なので、どちらも年43,500円です。
先代の20S(2.0L)だけは年36,000円と安くなります。
『じゃあ、燃料代で得するXD一択?』と思いますよね。
距離が少ない方は、そうとも限りません。年5,000km程度だと燃料の差は小さくなり、車両価格や整備費の差のほうが大きく効いてきます。
- 年間1万kmを超えて走る
- 高速道路や長距離が多い
- 荷物や人を乗せて坂を上ることが多い
- 街乗り中心で1回の距離が短い
- 新しい運転支援やGoogle搭載の画面が欲しい
- 整備の手間をなるべく減らしたい
先代CX-5 XDのグレードはどれを選ぶ?
先代KFのXDには、年式によっていろいろなグレード名があります。2025年12月現在の公式価格表に載っているのは、次の4つです。
| グレード(XD) | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| XD i Selection | 3,129,500円 | 3,360,500円 |
| XD Black Selection | 3,459,500円 | 3,690,500円 |
| XD Sports Appearance | 3,850,000円 | 4,081,000円 |
| XD Drive Edition | 3,901,700円 | 4,132,700円 |
価格は先代KFのマツダ公式サイト掲載のメーカー希望小売価格(消費税込)です。新車として受注できるか、在庫があるかは販売店で確かめましょう。
中古車を探していると、XD PROACTIVEやXD Exclusive Modeといった、いまの価格表に無い名前も見かけます。これは先代の年式によって設定されていたグレードです。
同じ「XD」でも、年式とグレードで装備がかなり違います。気になる個体があったら、その年式の装備表と見比べてみてください。
- 車検証の型式がKF2P(ディーゼル)になっているか確かめる
- 2WDか4WDかを確かめる(燃費と価格が変わる)
- 安全装備やナビ画面の世代を、年式の装備表で確かめる
- Sports AppearanceやBlack Selectionは外観の仕上げが違うので写真で見る
先代のガソリン(20S・25S)と比べるとどう?
中古で先代を探すなら、同じKF型のガソリン車も比べる相手になります。
先代20Sは2.0Lで、自動車税が年36,000円と安いのが魅力です。WLTC燃費は2WDで14.6km/Lで、XDの17.4km/Lとは2.8km/Lの差があります。
先代25Sは188PS・250N・mと、ガソリンの中では力に余裕があります。ただ、燃費は2WDで13.8km/Lと、先代の中では一番低い数字です。
『走りはXD、維持費は20S』と考えると、選びやすくなりますよ。
年式ごとの違いは、先代CX-5(KF)の前期・後期の違いで詳しくまとめています。
中古でCX-5ディーゼルを買う前に知っておきたいこと
ここが大事なところです。ディーゼルは、乗り方によって手間が変わるエンジンなんです。
短い距離ばかり走ると、すすがたまりやすいと言われます。これはXDに限らず、すすを集めるフィルター(DPF)を持つディーゼル車に共通する話です。
『中古のディーゼルって、壊れやすいんじゃない?』と不安になる方もいますよね。
全部の個体が危ないわけではありません。ただ、前のオーナーがどう乗っていたかで状態が変わりやすいので、記録を見て選ぶのが安心です。
価格と走行距離だけで選んで、整備記録を見ないまま買ってしまうこと。ディーゼルはオイル交換の間隔や、エンジン警告の修理歴が状態に直結します。
販売店で聞く時は、こんなふうに聞くと話が早いです。
「この車、整備記録簿は残っていますか? インジェクターやすす関連の修理歴があれば教えてください」
「残っています。○年にインジェクターを交換しています」と具体的に答えてくれるお店なら、状態を把握している可能性が高いです。
- 年間の走行距離と、1回あたりの距離を自分で見積もる
- XDとガソリン(20S/25S)の燃料量の差を上の表で確かめる
- 予算に合う年式とグレードを絞る
- 整備記録簿とオイル交換の履歴を見せてもらう
- 試乗して、加速時の息つきや警告灯が無いか確かめる
故障しやすい箇所と修理費の目安は、先代CX-5ディーゼルの故障と費用にまとめています。
在庫を条件で絞って見比べたい方は、中古車ポータルで「CX-5 XD」「年式」「走行距離」を指定してみてください。
CX-5買いたいドットコム
CX-5の値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、CX-5の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
ディーゼルを待つより、ハイブリッドを待つという選び方
『新型にディーゼルが戻ってくるなら待ちたい』という方もいるはずです。
いまのところ、新型CX-5にディーゼルを追加するという発表は見当たりません。代わりに報じられているのは、マツダ独自のハイブリッド(SKYACTIV-Z+ハイブリッド)を2027年中に投入する予定という話です。
ただし、時期は予定の段階です。出る時期や燃費は、まだ断定できません。
- トルクと燃料代を重視するなら、先代XDの中古
- 新しい装備と運転支援を重視するなら、新型のマイルドハイブリッド
- 燃費の大きな伸びを待てるなら、ハイブリッドの続報を待つ
ハイブリッドの見通しはCX-5のストロングハイブリッドはいつ出る?で詳しく見ています。
新型を買う方向に傾いたら、CX-5の値引き相場と交渉の順番も合わせて読んでおくと、見積もりの場で迷いにくくなります。
世代ごとの違いをまとめて見たい方は、CX-5の歴代モデル一覧が近道です。
よくある質問
新型CX-5にディーゼルはありますか?
ありません。2026年5月発売の新型(3代目)は、2.5Lガソリン+マイルドハイブリッドの1本だけです。ディーゼルは先代KF型のXDだけに設定されていました。
新型CX-5の燃料は軽油ですか?
軽油ではなく、無鉛レギュラーです。軽油を入れられるのは先代のXDです。給油口のラベルでも確かめておきましょう。
CX-5 XDの燃費はどれくらいですか?
先代KFの公式値(WLTC)で2WDが17.4km/L、4WDが16.6km/Lです。新型の2WD 15.2km/L、4WD 14.2km/Lより良い数字です。
ガソリンとディーゼルの自動車税は違いますか?
XD(2.188L)と新型(2.488L)はどちらも年43,500円で同じです。先代の20S(2.0L)だけ年36,000円です。
先代XDは新車でまだ買えますか?
先代KFはマツダ公式サイトに掲載が続いていますが、受注や在庫は販売店によって違います。購入を考えるなら、まず近くの販売店に確かめてみてください。
中古のCX-5ディーゼルを選ぶ時、何を見ればいいですか?
整備記録簿とオイル交換の履歴、すす関連の修理歴を見ておくと安心です。車検証の型式がKF2Pになっているかも確かめましょう。
まとめ
- 新型CX-5(3代目)にディーゼルは無く、2.5Lガソリン+マイルドハイブリッドだけ
- 先代XDは最大トルク450N・m、WLTC燃費は2WDで17.4km/L
- 1万kmあたりの燃料はXDが新型より約83L少なく、しかも軽油
- 自動車税はXDも新型も年43,500円で同じ
- 中古XDは整備記録とオイル交換の履歴を見て選ぶのが安心





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