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CX-5が気になっているけれど、乗り心地が硬いのか、高速でうるさくないのかが心配、という方も多いですよね。
結論から言うと、新型CX-5の乗り心地はグレードで差が出やすく、段差の当たりのやわらかさを重視するなら17インチタイヤのSが有利です。静かさは路面とタイヤで変わるので、試乗で荒れた道を走ってみるのがいちばん確実です。
この記事では、乗り心地と静かさを左右する部分を数字で並べ、試乗の時にどこを見ればいいかを紹介します。
CX-5の乗り心地を左右する部分
乗り心地は「硬い」「やわらかい」の一言で語られがちですよね。実は、いくつかの部分の組み合わせで決まっているんです。
マツダ CX-5の新型(3代目・2026年5月発売)で、乗り心地に関わる主な数字を並べるとこうなります。
| 項目 | 新型CX-5 | 乗り心地への関わり |
|---|---|---|
| サスペンション | 前マクファーソンストラット/後マルチリンク | 路面の凹凸の受け止め方 |
| ホイールベース | 2,815mm | 前後の揺れ(ピッチング)の出方 |
| タイヤ(S) | 225/65R17 | 側面が厚く、段差の当たりがやわらかい傾向 |
| タイヤ(G・L) | 225/55R19 | 側面が薄く、しっかりした手応えの傾向 |
| 車両重量 | 1,640〜1,770kg | 重さによる落ち着き |
(マツダ公式 主要諸元・装備表 2026年5月現在)
- 同じ新型でも、Sと G・Lではタイヤの厚みが違う
- ホイールベースは先代より115mm長い
- 静かさは路面とタイヤの影響が大きい
ここで出てくる「タイヤの側面の厚み」は、サイズの「65」や「55」の数字です。数字が大きいほど側面が厚く、段差の衝撃をタイヤが吸ってくれやすくなります。
カーブでの揺れを抑える仕組み
新型CX-5には、全車に「GVC Plus(G-ベクタリング コントロール プラス)」が付いています。カーブの出入りでエンジンの力やブレーキを細かく調整し、車の揺れを抑える仕組みです。
運転している人は、ほとんど気づかないくらいの小さな制御なんです。ただ、後席の人の頭が左右に振られにくくなるので、車酔いしやすい家族がいる方には気になる部分ですよね。
『揺れが少ないかどうかは数字で分からないの?』と思う方もいるはずです。こうした揺れの感じ方は、カタログの数字には出てきません。曲がり角の多い道で試乗してみると、違いがつかみやすくなります。
グレードで乗り心地は違う?17インチと19インチ
新型CX-5で、乗り心地にいちばん分かりやすく差が出るのがタイヤです。
Sは225/65R17、GとLは225/55R19です。ホイールが大きいぶん、19インチは側面が薄くなっています。
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | 乗り心地の傾向 |
|---|---|---|---|
| S | 225/65R17 | グレーメタリック塗装 | 段差の当たりがやわらかめ |
| G | 225/55R19 | 切削加工・ブラックメタリック | 手応えがしっかりめ |
| L | 225/55R19 | ブラックメタリック塗装 | 手応えがしっかりめ |
(マツダ公式 装備表 2026年5月現在。乗り心地の傾向はタイヤの一般的な性質によるもの)

『見た目は19インチがいいけど、乗り心地は気になる…』という方もいますよね。
一般に、側面が薄いタイヤはカーブで車がふらつきにくい反面、段差でコツンとした感触が伝わりやすくなります。街中の段差や荒れた舗装をよく走るなら、Sの17インチを試乗で比べてみる価値はあります。
グレードごとの装備の差は新型CX-5のS・G・Lの違いで詳しく見られます。タイヤの交換費用やインチダウンはCX-5のタイヤサイズと交換費用をどうぞ。
もう一つ見落としがちなのが、タイヤの空気圧です。指定より高すぎると、段差でゴツゴツした感触が強くなります。
逆に低すぎると、ふらつきや燃費の悪化につながります。運転席のドアを開けたところにある指定値に合わせ、月に1回くらいは見ておきましょう。
先代KFと比べて乗り心地はどう変わった?
先代(2代目KF型)から乗り換える方は、どこが変わったのか気になりますよね。
新型はボディが一回り大きくなり、特にホイールベースが伸びました。
| 項目 | 先代KF | 新型 | 差 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,575mm | 4,690mm | +115mm |
| ホイールベース | 2,700mm | 2,815mm | +115mm |
| 全幅 | 1,845mm | 1,860mm | +15mm |
| 最低地上高 | 210mm | 205mm | 5mm低い |
(マツダ公式 主要諸元表。新型2026年5月現在、先代2025年12月現在)
一般にホイールベースが長いと、前後に揺すられる動きがゆったりしやすくなります。後席に人を乗せることが多い方にとっては、気になる変化ですよね。
一方で、先代のディーゼル(XD)はトルクが450N・mと太く、低い回転からぐっと押し出す走りでした。新型は2.5Lガソリン+マイルドハイブリッドで、最大トルクは237N・mです。
『加速の感じは変わる?』と聞かれたら、変わります。乗り心地だけでなく、走り出しの感覚も試乗で比べておくのがおすすめです。
新旧の違いは新型CX-5と先代(KF型)の違いでまとめています。
静粛性は?ロードノイズが気になる場面
静かさについては、よく言われるのが「エンジン音は静かでも、荒れた路面でタイヤの音が入る」という点です。
ロードノイズは、タイヤが路面をこする音です。車そのものより、路面の状態とタイヤの銘柄で大きく変わるんです。
- 目の粗いアスファルトや、補修の継ぎ目が多い道
- 雨の日の濡れた路面
- 冬にスタッドレスタイヤを履いている時
- 後席や荷室の近く(タイヤの音が伝わりやすい)
新型CX-5は全車マイルドハイブリッドで、信号待ちではi-stopでエンジンが止まります。止まっている時は静かでも、走り出すと路面の音が目立つ、と感じる方もいるはずです。
例えばこんな会話です。
「高速だとうるさい?」
「エンジンより、道路の継ぎ目の音のほうが気になるかも」
このように感じ方は人それぞれなので、普段よく走る道に近い場所で試乗してみてください。
車内で聞こえる音の種類
一口に「うるさい」と言っても、音の出どころはいくつかあります。どの音が気になるのかを分けておくと、対策も考えやすいですよね。
| 音の種類 | 出やすい場面 | 主な原因 |
|---|---|---|
| ロードノイズ | 荒れた舗装・雨の日 | タイヤと路面 |
| 風切り音 | 高速道路 | ドアミラー・窓まわり・ルーフの積載物 |
| エンジン音 | 急な加速・上り坂 | 回転数が上がった時 |
| こもり音 | 一定の速度で走っている時 | 車内の空気の響き |
例えば、ルーフボックスを付けたまま高速を走ると、風切り音が大きくなりがちです。新型のGとLにはルーフレールが付いているので、積載物を載せる方は気にしておきましょう。
新型は2.5Lエンジンで、急な上り坂では回転数が上がって音が目立つ場面もあります。これはどの車にもあることなので、試乗では坂道も走れると安心です。
タイヤを静かさ重視の銘柄に替える、空気圧を指定値に合わせる、といった方法があります。社外の防音材を貼る方法もありますが、施工する場所によっては重さや保証に関わることもあるので、販売店に相談してからにしましょう。
後席の乗り心地と荷物を積んだ時
運転席では気にならなくても、後席は揺れを感じやすいことがありますよね。
後輪の真上近くに座る後席は、段差の突き上げが伝わりやすい位置です。家族を乗せることが多い方は、試乗の時に後席にも座ってみてください。
2WDと4WDで乗り心地は違う?
新型CX-5の4WDは、2WDより70kg重くなります。例えばSなら、2WDが1,640kg、4WDが1,710kgです。
一般に、重さが増えると車の動きは落ち着いた感じになりやすいと言われます。ただ、70kgの差で乗り心地がはっきり変わると感じるかは人それぞれです。
『乗り心地のために4WDにするべき?』と迷う方もいますよね。駆動方式は乗り心地より、雪道を走るかどうかで決めるほうが後悔が少ないです。4WDの判断はCX-5は2WDと4WDどっち?で詳しく書いています。
新型の後席はリクライニングでき、4:2:4の分割で倒せます。後席の広さや座り心地はCX-5の後部座席の広さと座り心地で詳しく書いています。
荷物を多く積んだ時や、トレーラーや自転車キャリアを付けた時も、乗り心地は変わります。
荷室の後ろ側やヒッチの先に重さがかかると、車の後ろが沈み、前後の揺れが大きくなることがあります。重い物はなるべく前寄り・低い位置に積みましょう。
牽引やヒッチキャリアを考えている方はCX-5のヒッチメンバーと牽引能力も参考にしてみてください。
試乗で乗り心地と静かさを確かめる方法
乗り心地は数字だけでは分からない部分が大きいです。だからこそ、試乗の時間をうまく使うのが大事なんです。
- 試乗車のグレードとタイヤサイズ(17インチか19インチか)を確かめる
- 段差や荒れた舗装があるルートを走らせてもらう
- 時速40〜60kmで、タイヤの音とこもり音を聞く
- 後席にも座り、段差での揺れを比べる
- 駐車場で、取り回しや乗り降りのしやすさも見ておく

『試乗コースが短くて分からなかった』という声はよく聞きます。
その時は、別の日に違うグレードで乗り直すのも一つの手です。17インチのSと19インチのG・Lを両方試せると、違いがはっきりしますよ。
ボディが大きくなったぶん、駐車場との相性も気になりますよね。全幅1,860mm・全高1,695mmが自宅や職場の駐車場に入るかはCX-5は機械式駐車場に入る?で確かめておきましょう。
サイズ全体の数字はCX-5のサイズ一覧で、他の車と並べて見られます。購入を決める前にはCX-5の値引き相場と限界額も見ておくと安心です。
よくある質問
CX-5の乗り心地は硬いですか?
グレードで感じ方が変わりやすいです。新型のSは225/65R17で側面が厚く、GとLは225/55R19で側面が薄いタイヤです。段差の当たりを気にするなら、試乗で両方を比べてみてください。
CX-5の静粛性は高いですか?
エンジン音より、荒れた路面でのタイヤの音が気になるという声があります。路面とタイヤの銘柄で大きく変わるので、よく走る道に近い場所で試乗するのがおすすめです。
新型と先代で乗り心地は違いますか?
新型はホイールベースが115mm長くなり、パワートレインもディーゼルから2.5Lガソリン+マイルドハイブリッドだけになりました。走り出しの感覚も含めて変わるので、乗り比べると違いが分かります。
後席の乗り心地はどうですか?
後席は段差の突き上げを感じやすい位置です。家族を乗せる方は、試乗の時に後席にも座ってみてください。
まとめ
- 新型CX-5の乗り心地はタイヤで差が出やすく、Sは17インチ、G・Lは19インチ
- 段差の当たりのやわらかさを重視するならSの17インチが有利な傾向
- ホイールベースは先代より115mm長い2,815mm
- 静かさは路面とタイヤの影響が大きく、試乗で荒れた道を走るのが確実
- 後席や荷物を積んだ時の揺れも試乗で確かめておく





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