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家族や友人を後ろに乗せることが多いと、CX-5の後部座席が狭くないかは気になりますよね。長距離で「足が疲れた」と言われるのは避けたいところです。
結論から言うと、新型CX-5の後部座席は先代KFよりはっきり広くなりました。ホイールベースが115mm伸びて、そのぶんが後席の足元に回っているんです。
この記事では、後席の広さを数字で確かめ、リクライニングやグレード別の装備まで見ていきます。
新型CX-5の後部座席は先代より広い
マツダ CX-5の新型(3代目・2026年5月21日発売)は、ボディが先代KFより一回り大きくなりました。後席の広さに効くのは、前後の車輪の間の長さ、ホイールベースです。
| 寸法 | 新型(3代目) | 先代(KF) | 差 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,690mm | 4,575mm | +115mm |
| ホイールベース | 2,815mm | 2,700mm | +115mm |
| 全幅 | 1,860mm | 1,845mm | +15mm |
| 全高 | 1,695mm | 1,690mm | +5mm |
(新型はマツダ公式 主要諸元・2026年5月現在)
全長の伸びとホイールベースの伸びが同じ115mmです。つまり、車の前後の出っ張りはほぼそのままで、人が座る部分が長くなったということなんです。
- 新型は先代KFより後席の足元に余裕がある
- 室内長は1,890mm、室内幅は1,592mm、室内高は1,299mm(新型・公式値)
- 後席はリクライニングできるので、長距離でも姿勢を変えやすい
内装全体のグレード差はCX-5の内装をグレード別に解説した記事で比べています。
室内の数字で見る後席の余裕
新型の室内寸法は、マツダ公式の主要諸元でこう出ています。
| 室内寸法(新型・全グレード共通) | 数値 |
|---|---|
| 室内長 | 1,890mm |
| 室内幅 | 1,592mm |
| 室内高 | 1,299mm(パノラマサンルーフ装着車は1,267mm) |
| 乗車定員 | 5名 |
(マツダ公式 主要諸元・2026年5月現在)
『数字だけ言われてもピンとこない』という方も多いはずです。
室内長は、インパネの前の端から後席の背もたれの後ろまでの長さです。この数字が大きいほど、前後の席にゆとりがあります。
室内高は、パノラマサンルーフを付けると32mm低くなります。後席に背の高い方がよく乗るなら、サンルーフ付きの車で頭上を確かめてから決めましょう。
詳しくはCX-5のパノラマサンルーフは必要?で書いています。
乗車定員は5名なので、後席には3人座れます。ただ、真ん中の席は左右より座面が硬めで、足元の床も気になりやすい場所です。大人3人で長距離を走るなら、休憩を多めに入れてみてください。
後部座席のリクライニングの使い方
新型の後席は、背もたれの角度を変えられるリクライニング付きです。マツダ公式でも、後席は4:2:4分割の可倒式とリクライニングの組み合わせと案内されています。
長時間座る時は、背もたれを少し倒すだけで腰の負担がかなり変わります。家族旅行で子どもが寝てしまった時にも便利なんです。
- 後席の背もたれの肩のあたりにあるレバーを探す
- レバーを引きながら、背中で背もたれを好みの角度まで動かす
- レバーを離し、背もたれがしっかり固定されたか軽く押して確かめる
- 荷室の荷物が背もたれに当たっていないかも見ておく
リクライニングの角度には限りがあります。倒しすぎると、シートベルトが体に正しくかからなくなることもあるので注意しましょう。
例えばこんな場面です。
「後ろ、もう少し倒せないの?」「これ以上は倒れないみたい」
こうした声が出るのは、安全のために角度が決められているからです。
リアシートのリクライニング改造はおすすめしません
『もっと深く倒したい』と考えて、リクライニングの改造を調べる方もいますよね。結論から言うと、リアシートの改造はやめておくのが無難です。
- 事故の時、シートベルトやシートが本来の働きをしない恐れがある
- シートの固定部分に手を入れると、車検に通らない場合がある
- メーカーの保証が受けられなくなることがある
- 売る時の査定でマイナスになりやすい
座り心地を良くしたいなら、改造よりもクッションやランバーサポートを足す方法が安全です。後から戻せるので、売る時にも困りません。
長距離でもっと楽に休みたいなら、後席を倒して荷室とつなげる方法もあります。車中泊の手順はCX-5で車中泊する手順で扱っています。
グレードで変わる後席の快適装備
後席の広さは全グレード共通ですが、快適装備はグレードで差があります。マツダ公式の装備表から後席に関係するものを抜き出しました。
| 後席の装備(新型・2026年5月現在) | S | G | L |
|---|---|---|---|
| リクライニング・4:2:4分割可倒 | 標準 | 標準 | 標準 |
| リアシートアラート(置き忘れ防止の通知) | 標準 | 標準 | 標準 |
| リアシートヒーター | 装備表で確認 | EX Packageで追加 | 装備表で確認 |
| リアUSB Type-C×2 | 装備表で確認 | EX Packageで追加 | 装備表で確認 |
| リアLEDマップランプ | 無し | EX Packageで追加 | 標準 |
(マツダ公式 主要諸元・装備表より。G+EX Packageの中身を含む)
GではリアシートヒーターとリアUSBがEX Package(227,700円)に入っています。後ろに家族を乗せることが多いなら、ここは見積もりの時にしっかり確認しておきたいところです。
- 後席にヒーターとUSBが付くグレード・オプションか
- パノラマサンルーフを付けた時の頭上の余裕
- チャイルドシートを付けた時の前席との距離
- 後席に乗る人の身長に合うか(試乗で座ってもらう)
後席のUSBや電源の使い方はCX-5のワイヤレス充電・USB・電源で詳しく書いています。

後席の座り心地を上げるちょっとした工夫
後部座席の座り心地は、シートだけで決まるわけではありません。乗り心地や音の静かさも、疲れやすさに大きく関わります。
『後ろに乗ると酔いやすい』という声もありますよね。実は、前の景色が見えにくいことや、車内の空気がこもることが原因になる場合もあるんです。
- 背もたれを少し倒して、腰の位置を奥まで入れる
- 前の席を少し前に出して、後席の足元を空ける
- 前席のヘッドレストで視界がふさがらないよう、座る位置を左右にずらす
- エアコンの風が後ろまで届くように吹き出し口を調整する
- 長距離では2時間ごとを目安に休憩を入れる
前席と後席で、足元の取り合いになる場面も多いです。運転席を下げすぎていないか、一度見直してみてください。
乗り心地や静かさについてはCX-5の乗り心地と静かさでまとめています。全体のサイズ感はCX-5のサイズ一覧が参考になります。

先代KFも、後席の広さはこのクラスで標準的です。新型との差はホイールベース115mmぶんなので、試乗できるなら両方の後席に座ってみると違いが分かりやすいです。グレードを含めた価格の比べ方はCX-5の値引き相場と交渉の順番で書いています。
画面の大きさなど、前席まわりの装備は新型CX-5のGoogle搭載ディスプレイで見ています。
誰を乗せるかで見るべきところが変わります
後部座席の「広い・狭い」は、乗る人によって感じ方がかなり違います。誰をよく乗せるかで、確かめるところを変えてみてください。
| よく乗せる人 | 気にしたいところ | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 大人(友人・同僚) | 足元とひざ前の余裕 | 運転席を自分の位置に合わせてから後ろに座る |
| 小さな子ども | チャイルドシートの付けやすさ | 実物のチャイルドシートを展示車に付けてみる |
| 小学生以上の子ども | 退屈しない装備・充電 | 後席のUSBの有無を装備表で見る |
| 高齢の家族 | 乗り降りのしやすさ | 座面の高さとドアの開く角度を見る |
CX-5はSUVなので、セダンより座面が高めです。腰を落とさずに座れるので、乗り降りが楽だと感じる方も多いです。
一方で、小柄な方や足腰が弱い方には、ステップの高さが気になることもあります。最低地上高は205mm(新型・マツダ公式 社内測定値)なので、実際に乗り降りしてもらうのが一番分かりやすいです。
『親を病院に送ることが多いから、乗り降りが心配』という方は、試乗の時に一緒に来てもらいましょう。乗る本人が座ってみると、数字では分からない感覚がつかめます。
- 運転席を、ふだん運転する位置に合わせる
- その後ろに座り、ひざ前にこぶしがいくつ入るかを見る
- 背もたれを少し倒して、頭上の余裕を確かめる
- ドアを開け閉めして、乗り降りのしやすさを見る
- 短い距離でもいいので、後ろに座ったまま走ってもらう
止まっている時は広く感じても、走ると揺れやすさや音で印象が変わります。後席の乗り心地は、できれば試乗で確かめておきたいところです。
試乗車が自分の買うグレードと違う時は、パノラマサンルーフの有無だけでも確かめておきましょう。頭上の余裕が32mm変わるので、背の高い方には差が出やすいところです。
新型と先代KF、後席重視ならどちらを選ぶ?
『先代のほうが安いけど、後ろが狭いなら困る』と迷う方もいますよね。後席を中心に、新型と先代を比べてみます。
| 比べるところ | 新型(3代目) | 先代(KF) |
|---|---|---|
| ホイールベース | 2,815mm | 2,700mm |
| 後席リクライニング | あり | 年式・グレードで確認 |
| 価格(公式掲載で一番安いグレード・2WD) | S 3,300,000円 | 20S i Selection 2,810,500円 |
| パワートレイン | 2.5Lマイルドハイブリッド | 2.0L・2.5Lガソリン、2.2Lディーゼル |
(新型は2026年5月現在、先代は2025年12月現在のマツダ公式価格。先代の受注・在庫は販売店で確認)
後ろに大人を乗せる機会が多いなら、足元が広い新型が有利です。子どもが小さいうちだけなら、先代の後席でも困る場面は少ないかもしれません。
先代と新型の違いをまとめて見たい方は新型CX-5と先代の違いが参考になります。
よくある質問
新型CX-5の後部座席は広いですか?
先代KFよりホイールベースが115mm長く、後席の足元に余裕が出ています。室内長は1,890mmです(マツダ公式 主要諸元・2026年5月現在)。
後部座席はリクライニングできますか?
できます。新型の後席は4:2:4分割の可倒式で、リクライニングも付いています。
後席に大人3人は座れますか?
乗車定員は5名なので座れます。ただ真ん中の席は窮屈になりやすいので、長距離では休憩を多めにしましょう。
リアシートのリクライニングを改造して深く倒せますか?
おすすめしません。安全面や車検、保証、売る時の査定で不利になる恐れがあります。
後席のシートヒーターはどのグレードに付きますか?
GはEX Package(227,700円)に含まれます。SとLの扱いは、見積もり時に装備表で確かめてください。
まとめ
- 新型CX-5は先代KFよりホイールベースが115mm長く、後席の足元が広い
- 室内長1,890mm・室内幅1,592mm・室内高1,299mm(サンルーフ付きは1,267mm)
- 後席はリクライニング付き。改造で深く倒すのはおすすめしない
- GのリアシートヒーターとリアUSBはEX Packageで付く
- 疲れにくさは座り方と前席の位置でも変わる





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