CX-5の安全装備|ハンズオフ・追従クルーズのグレード差

新型CX-5の運転支援が働く高速道路のイメージ

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新型のCX-5は安全装備が充実していると聞くけれど、グレードで何が違うのかがよく分からない。そう感じている方も多いはずです。

結論から言うと、マツダ CX-5の新型(3代目)は、自動ブレーキや全車速追従のクルーズコントロール、360°ビュー・モニターが全車に付いています。差が出るのは、渋滞時のハンズオフや車線変更アシストなど一部の機能なんです。

この記事では、全車標準の装備とグレードで差が出る装備を分けて、使う時の注意まで見ていきます。

目次

新型CX-5の安全装備は全車標準でここまで付く

先に結論

マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の主な機能は、いちばん安いSにも標準で付いています(マツダ公式装備表・2026年5月現在)。価格だけでSを選んでも、基本の安全装備で困ることは少ないはずです。

全車標準の主な安全装備
  • スマート・ブレーキ・サポート(前方・前後の低速時・後退時の左右など)
  • マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(全車速追従・速度標識連動)
  • 緊急時車線維持支援と車線逸脱警報
  • ブラインド・スポット・モニタリング(降車時・右左折時の警告付き)
  • リア・クロス・トラフィック・アラート
  • 360°ビュー・モニター(シースルービュー)と前後パーキングセンサー
  • AT誤発進抑制制御
  • 交通標識認識、ドライバー・アテンション・アラート、リアシートアラート
  • 運転席ニーエアバッグ

名前がカタカナで長いので、何ができるのか分かりにくいですよね。下の表で、ふだんの場面に置き換えてみます。

機能こんな場面で働く
スマート・ブレーキ・サポート前の車や人に近づきすぎた時にブレーキを助ける
右直・交差点の事故回避交差点で曲がる時の対向車や横から来る車に備える
ブラインド・スポット・モニタリング斜め後ろの車を知らせる。ドアを開ける時も警告
リア・クロス・トラフィック・アラート駐車場からバックで出る時、横から来る車を知らせる
360°ビュー・モニター車のまわりを上から見たような映像で確かめられる

ボディは全幅1,860mm・全長4,690mm(マツダ公式主要諸元)と大きめです。駐車の時に360°ビュー・モニターが全車に付いているのは心強いところですよ。

グレードで差が出る安全装備はどれ?

差が出るのはここ

渋滞時のハンズオフや車線変更アシスト、ドライバーの異常に対応する機能は、Lに標準、GはEX Package(227,700円)で追加、Sには付けられません。

装備SGL
CTS 緊急停止支援標準標準標準
CTS ドライバー・モニタリング連動版なしEX Package標準
ハンズオフアシスト(渋滞時)なしEX Package標準
車線変更アシストなしEX Package標準
ドライバー・モニタリングなしEX Package標準
ドライバー異常時対応システム(DEA)なしEX Package標準
前側方接近車両検知(FCTA)なしEX Package標準
ヘッドライトハイ・ビーム・コントロールハイ・ビーム・コントロールアダプティブ・LED・ヘッドライト

価格はSの2WDが3,300,000円、Gが3,520,000円、Lが4,070,000円です(2026年5月現在のメーカー希望小売価格・消費税込)。GにEX Packageを付けると3,747,700円になります。

『ハンズオフが欲しいなら、GのEX PackageとLのどっちがいいの?』と迷いますよね。EX Packageには安全装備のほかに、Boseのスピーカーや助手席のパワーシートなども入っています。

中身はCX-5 GのEX Packageは付けるべき?で全部見ています。

ハンズオフはどこで使える?期待しすぎないための注意

ハンズオフアシストは、渋滞の時にハンドルから手を離して走れる機能です。高速道路の渋滞が多い方にはうれしい装備ですよね。

ただ、ここが大事なところです。どこでも手放しで走れるわけではありません。

ハンズオフはどこでも使えるわけではない

CTS(クルージング&トラフィック・サポート)は、高速道路かどうかの判定にSDカードの地図データを使います。SDカードが入っていない時や一般道では作動しません(マツダ公式)。

使う前に知っておきたいこと
  • 渋滞時に使う機能で、ふつうの速度では手を離せない
  • ドライバーが前を見ていることが条件になる
  • SDカードを抜いたままにしない
  • 機能が止まったらすぐ運転を代われるようにしておく

「ハンズオフって、寝ててもいいんですか?」<br>「いえ、前を見て、いつでも運転を代われる状態が前提です」

販売店ではこんな会話になるはずです。あくまで運転を助ける機能なので、ドライバーが運転の責任を持つことは変わりません。

追従クルーズコントロールの使い方

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)は全車に付いています。前の車との距離を保ちながら、止まるところから走り出すところまでついていく機能です。

追従クルーズを使う流れ
  1. ハンドルのスイッチでクルーズを準備状態にする
  2. 走っている速度で設定するか、速度を決める
  3. 前の車との距離(車間)を選ぶ
  4. 止まったあとの再発進の方法を取扱説明書で確かめておく
  5. 解除はブレーキを踏むかスイッチで行う

新型は速度標識に連動して、設定速度を合わせる手助けもしてくれます。制限速度が変わる道で、いちいち設定し直す手間が減るんです。

スイッチの位置や細かい操作は、年式で違うことがあります。迷ったらCX-5の取扱説明書の見方を参考に、説明書で確かめておきましょう。

作動する条件がある

雨や雪、逆光、汚れでセンサーやカメラが見えにくいと、機能が止まることがあります。フロントガラスやバンパーまわりは、きれいにしておきましょう。

空気圧の警告が出た時はどうする?

『タイヤの空気圧の警告がついたけど、空気は入っているはず』という相談もよくあります。センサーの誤作動を疑う前に、まずは空気圧を測るのが基本です。

警告が出た時の確かめ方
  1. 安全な場所に止めて、タイヤに傷やパンクがないか見る
  2. ガソリンスタンドなどで4本の空気圧を測る
  3. 運転席ドアの開口部などにある指定空気圧に合わせる
  4. 取扱説明書の手順で警告システムの初期化(リセット)をする
  5. それでも消えなければ販売店で点検を受ける

空気圧の警告の仕組みや初期化の手順は、年式や型式で違うことがあります。新型は全車パンク修理キットで、スペアタイヤは付いていません(マツダ公式装備表)。

警告灯の意味はCX-5の警告灯・警告音の意味と対処、タイヤのサイズや交換はCX-5のタイヤサイズと交換費用で解説しています。

安全装備があっても気をつけたい場面

実は、安全装備が充実した車ほど「任せすぎ」に気をつけたいんです。機能には得意な場面と苦手な場面があります。

場面気をつけたいこと
大雨・雪・霧の日カメラやレーダーが見えにくく、機能が止まることがある
夜の暗い道歩行者や自転車を見つけにくいことがある
白線がかすれた道車線に関わる機能が働きにくい
急なカーブや合流追従クルーズの速度が場面に合わないことがある
駐車場の低い段差・細い柱センサーやモニターで見えにくいものがある

『自動ブレーキがあるから大丈夫』と思ってしまうと、いざという時に反応が遅れます。あくまで「ぶつかりそうな時に助けてくれるもの」と考えておきましょう。

例えば、雪国では冬の朝にバンパーやフロントガラスに雪や氷が付いたままになりがちです。出発前にセンサーまわりの雪を払っておくと、機能が止まりにくくなります。

安全装備を活かすための習慣
  • 出発前にカメラ・センサーまわりの汚れや雪を落とす
  • 警告が出たら、まず周りを自分の目で確かめる
  • 新しい機能は、空いた道で動きを試しておく
  • タイヤや車高を変えたら、センサーの調整が要るか販売店に聞く

車高やホイールを変える時の注意はCX-5のカスタムパーツの定番と注意点でも触れています。

先代KF型と比べると何が変わった?

先代(2代目・KF型)もi-ACTIVSENSEを採用していましたが、年式やグレードで付いている機能が違います。中古で先代を選ぶ時は、1台ずつ装備を確かめる必要があるんです。

比べるところ新型(3代目)先代(KF型)
360°ビュー・モニター全車標準年式・グレードで違う
全車速追従クルーズ全車標準年式・グレードで違う
渋滞時ハンズオフL標準・G OP年式・グレードで違う
確かめ方公式装備表車両情報と実車

新型は「どのグレードでも基本の安全装備がそろう」のが分かりやすいところです。先代と新型の違いをまとめて見たい方は新型CX-5と先代(KF型)の違いをどうぞ。

安全装備でグレードを選ぶならどう考える?

SやGで十分な人
  • 渋滞の多い高速道路をあまり走らない
  • 基本の自動ブレーキと追従クルーズがあれば満足
  • 予算を抑えたい
LかG+EX Packageが合う人
  • 通勤や帰省で高速の渋滞によくはまる
  • 長距離運転の疲れを少しでも減らしたい
  • ドライバーの異常に備える機能も欲しい

Lには、ほかにも15.6インチのディスプレイや、パノラマサンルーフ(121,000円のオプション)が選べます。

ディスプレイは新型CX-5のGoogle搭載ディスプレイ、サンルーフはCX-5のパノラマサンルーフは必要?で詳しく見られます。

内装まで含めたグレードの差はCX-5の内装をグレード別に解説にまとめています。グレードが決まったら、値引きの進め方はCX-5の値引き相場と交渉の順番を見てみてください!

新型CX-5の安全装備のグレード差を示した図解
CX-5の空気圧の警告が出た時の確かめ方を示した図解

よくある質問

新型CX-5のSにも自動ブレーキは付いていますか?

はい、付いています。スマート・ブレーキ・サポートや全車速追従のクルーズコントロール、360°ビュー・モニターは全車標準です(マツダ公式装備表)。

ハンズオフはどのグレードで使えますか?

渋滞時のハンズオフアシストはLに標準、GはEX Package(227,700円)で追加できます。Sには設定がありません。

ハンズオフは一般道でも使えますか?

使えません。高速道路の判定にSDカードの地図データを使うので、一般道やSDカードが無い時は作動しません。

空気圧の警告がすぐ消えません。誤作動ですか?

まず4本の空気圧を測り、指定の空気圧に合わせてから取扱説明書の手順で初期化してみてください。それでも消えない時は販売店で点検を受けましょう。

追従クルーズは止まるところまで使えますか?

新型のマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールは全車速追従です。止まったあとの再発進の操作は、取扱説明書で確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 自動ブレーキ・全車速追従クルーズ・360°ビュー・モニターは全車標準
  • ハンズオフ・車線変更アシスト・DEAはL標準、GはEX Package、Sは無し
  • ハンズオフは渋滞時の機能で、SDカードが無いと作動しない
  • 空気圧の警告は、測って合わせてから初期化が基本
  • 渋滞の多い高速をよく走るならLかG+EX Packageが合う
CX-5買いたいドットコム

CX-5買いたいドットコム 編集部

CX-5の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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